天皇沖縄訪問反対行動【連帯アピール】天皇来沖反対!アクションの集会に参加された皆さんへ

本日の天皇来沖反対!アクションの集会に参加された皆さん。
現地で天皇来沖を迎え撃つ闘いに取り組まれている沖縄のみなさんに向けて、「本土(ヤマト)」においても、天皇の沖縄訪問に反対する声をあげていこうとする私たちより、敬意と連帯の意を込めてアピールを送ります。

私たち、「安倍戦争国家の『追悼』を許さない! 反『靖国』行動」は、8月15日に天皇出席のもとで行われる「全国戦没者追悼式」、ならびに靖国を中心に演出される戦争と戦争の死者の「賛美」に対する、反対の行動を準備しています。

近代天皇制国家による「琉球処分」は、アイヌモシリ侵略=北海道併合と並び、その後につづく植民地支配の先駆けをなすものでした。日本によって行使された、沖縄への植民地主義支配は、「沖縄戦」の悲劇に帰結し、さらに戦後の沖縄「切り捨て」・米軍支配と日本への再統合という歴史をもたらしました。その過程で、前天皇・裕仁が果した重大な責任はすでに明らかになっていることです。

今回、6月26日より、明仁天皇の沖縄訪問が計画されています。「対馬丸事件」70年を期して、対馬丸記念館を視察するなどとしています。私たちは、今回の明仁天皇の沖縄訪問が、沖縄に対する天皇制国家の歴史的責任を忘却させるとともに、辺野古新基地建設など、現在強権的に進められようとしている米軍・自衛隊基地建設を加速させ、反基地闘争を孤立させ、そこに貫かれている反ヤマト(日本)意識を、解体させるものであると考えます。

6月26日当日、私たちは、石原昌家さんをお招きして、天皇の沖縄訪問を批判するための集会を持つことにしています。

2012年の沖縄での「海づくり大会」に対しても、私たちは東京・銀座でデモに取り組み、現地で反対集会をおこなっていた沖縄の皆さんとのアピール交換もさせていただきました。

ともにがんばりましょう。

2014年6月18日
安倍戦争国家の「追悼」を許さない! 反「靖国」行動