2016.2.11行動【連帯アピール】第50回なくせ!建国記念の日・許すな!靖国国営化 2・11東京集会に参加された皆さんへ

第50回なくせ!建国記念の日・許すな!靖国国営化 2・11東京集会に参加された皆さん

今年、私たちは「安倍戦争国家と天皇制を問う」というテーマで、渋谷で集会とデモに取り組んでいます。

先日、天皇はフィリピンを訪問し、戦争の「死者」の「慰霊」儀式をおこないました。現地では、戦争責任を追及する、元「日本軍慰安婦」の女性たちの抗議デモもありました。100万人を超える多くの現地の人々を死に追いやった日本の戦争責任が、天皇の訪問で解消されることなどありえません。いうまでもなくフィリピンは、日米同盟の下での対中国戦略において、きわめて重要な位置をしめるものであり、そのフィリピンとの「友好親善」の強化は、新しい戦争へとつきすすむ安倍政権の戦争政策の一環です。天皇は、全体としてのその政治の一翼を、過去の戦争を反省しているポーズを示す、日本国家の外交的な役割を担っています。私たちは、今年もこういった天皇制の役割と、安倍政権の戦争政策との関係を、問い続けていきたいと考えています。

今日も皆さんが、同じ東京で、「紀元節」と安倍政権の政治に反対の声を上げ、集会とデモに取り組んでおられます。その皆さんと連帯アピールの交換ができることに、強い励ましを与えていただいています。ともに連帯して街頭で声をあげていきましょう。

2016年2月11日
安倍戦争国家と天皇制を問う 2.11反「紀元節」行動参加者一同