2020.2.11行動【報告】「代替わり」に露出した「天皇神話」を撃つ! 2・11反「紀元節」行動報告

 二月一一日、文京シビックセンター区民会議室・4Fホールにて、「『代替わり』に露出した『天皇神話』を撃つ!2・11『紀元節』行動」を行った。首都圏の反天皇制運動に取り組む団体が呼びかけて結成した「終わりにしよう天皇制!『代替わり』反対ネットワーク(おわてんねっと)」ではなく、久しぶりの実行委での開催。「代替わり」に伴う一連の儀式が終わり新天皇となって最初の取り組みである。

 平素は皇居内で密かに行われる皇室祭祀。昨年の「代替わり儀式は、あきらかな政教分離違反である宗教儀式が全面に露出した。今年の紀元節反対行動は、この「天皇神話」にもとづく儀式によって誕生した「象徴天皇」の内実をえぐりだし撃つ!という視点での正面からの取り組みである。

 講師の小倉利丸さんは日本に潜む宗教性と天皇制の関係について墓参りという身近なことを例にあげ話を展開

 質疑応答の時間をもつことが出来なく残念だったが、休憩時間には、小倉さんの前に質問者の列が出来、関心の高さがうかがえた。

 その後、日韓民衆連帯全国ネットワーク、戦争に協力しない! させない! 練馬アクション、おわてんねっと、3・11集会・デモ、おことわリンク、「日の丸・君が代」強制を跳ね返す3・7 神奈川集会、美竹公園への監視カメラ設置撤回工事中止緊急申込書を行う仲間から、それぞれアピールをもらい、後楽園まえからデモに出発した。

 デモでは、警視庁が所轄の警察を恫喝し、組織のヒエラルキーを露呈させる場面も。号令で動くように訓練された警官たちは、壊れたロボットのように相変わらず「前へ前へ」を繰り返す。

 デモは私たちの権利である! 一人一人が自分の意志で天皇
性反対!の声をあげている。警察の指揮など私たちには通用し
ない! 参加者一四〇人。